堀越高等学校

2022年12月21日

第2学期終業式

12月21日(水)、令和4年度第2学期の終業式を行いました。

校歌(生徒は声を出さず、心の中で校歌斉唱)が流れた後、掛本校長からリモートで講話がありました。続いて、生徒会から関東大会や全国大会で活躍した軟式野球部、ダンス部、吹奏楽部の成績が紹介され、各クラスから拍手が沸き起こりました。その後、ホームルームが行われ、各種資料を配布後、担当教諭から一人ひとりの生徒に成績表が手渡されました。

掛本校長講話 ~人を思いやる気持ちを大切に~

新型コロナの感染者は増えていますが、街には人が溢れるようになりました。皆さんも通学時にイライラすることはありませんか。山手線の内側のエリアに100万人が暮らしていた江戸時代は、今よりも人口密度が高かった。街には人や台車が行きかい事故も多かったと言います。人々は道を譲り合い、人に迷惑をかけないように暮らし、困っている人がいれば助ける。それが江戸の人々の心意気でした。『恩送り』という言葉も生まれました。誰かから受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送る、人に手を差し伸べることです。今よりも物質的には恵まれていたとは言えない江戸時代ですが、精神的には満ち足りていたのではないでしょうか。私たちも人を思いやる気持ちを忘れず、みんなで『恩送り』をして素敵な世の中を作っていきましょう。今日で第2学期が終了します。第2学期に十分取組めたこと、不十分だったことを振り返り、来学期に臨んでください。まだまだ新型コロナは終息していません。気を付けて来学期を迎えてください。

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