2023年03月20日
令和4年度 修了式を行いました
20日(月)、令和4年度 修了式を行いました。
当日は、1年生・2年生が体育館に集合。校歌(生徒は声を出さず、心の中で斉唱)が流れた後、掛本学校長から式辞がありました。






「卒業式の前日、校内で3年生の生徒から『3年間、ありがとうございました』という言葉をいただき、とても温かい気持ちになりました。言葉には、温かい言葉と冷たい言葉がありますが、周りの人の心を温かくする言葉を伝えられる人は、素敵だと思います。さて、皆さんは“ありがとう”の反対語を知っていますか?答えは、当たり前。“ありがとう”は、ありがたし=あることが難しい=めったにあることではない、という言葉です。今日は“当たり前”という言葉について、少しお話をします。先日読んだ本にウクライナから日本に避難している16歳の女性の文章がありました。皆さんと同年代の女性です。彼女は、普通に食事をして学校に通い、将来の夢を持つ毎日を当たり前のように過ごしていましたが、ある日、爆弾が落ちて恐怖の日々を過ごすことになります。そして普通だった生活が普通でないことに気づき、命があることの大切さを知ります。皆さんは、一日一日を大切に生きていますか?当たり前の日々に感謝していますか?目標を持ち、決意を持ち、実行する日々を過ごしてください。そして将来、人の役に立つ人に育ってください。自分を育てるのは、自分です。今日は修了式です。進級を機に、自らを高める一歩を踏み出してください」。
続いて、生徒会から第3学期に上級大会で活躍した美術部、吹奏楽部が紹介されました。
体育館での修了式後、各教室に戻りロングホームルーム。担任教諭から生徒一人ひとりに成績表が手渡されました。そして1年間を共に過ごしたクラスメイトとの時間を惜しみつつ、下校となりました。
来年度は、堀越学園100周年の節目の年です。全校一丸となって創立100周年を盛り上げましょう。