2023年09月10日
秋季大会兼全国高等学校アメリカンフットボール東京都予選本選
大会名:秋季大会兼全国高等学校アメリカンフットボール東京都予選本選
日 時:9月10日(日)、17日(日)
会 場:日本大学鶴ヶ丘高等学校Gr.

4月にマネージャーを含めて20名以上の新入部員がBRUINSの仲間となりました。FOOTBALLに捧げた今年の夏は、例年を上回る記録的な猛暑でした。暑い夏を乗り越えた選手たちは大きな成長を遂げることができました。
今大会の初戦は、顧問の佐藤隆先生の母校都立片倉高校でした。試合の序盤は下級生が躍動しました。新加入RB小山(2A8)がビッグランをみせます。ゴール前まで運んだボールを最後はRB小宮(3A7)がエンドゾーンに持ち込んでタッチダウンを決めました。その後のKICKも決まり良い形で先制をすることができました。更に相手の攻撃に対してDE舍夷(3A6)がハードタックルでプレイを止めると、その勢いに続けとLB齋藤(2A8)がボールに食らいつくタックルを見せてくれました。
第2Qには、この試合大活躍のRB小山(2A8)がまたビッグランでゴール前に迫ると最後はQB東出(3A3)からWR斎藤(3A7)のホットラインのパスが決まり、タッチダウンを取りました。相手もスペシャルプレイなどで食らいついてきました。後半の第3Qは相手ペースの苦しい時間が続きました。ベンチでは「3年生が背中で見せるしかない!」と熱い檄が飛び、その声に3年生が意地を見せます。QB東出(3A3)のランでタッチダウンを奪うと、第4QにはDT立花(1A3)が相手のパスをカットしてインターセプトを記録します。そのまま流れはBRUINSのものとなり、最後はダメ押しのタッチダウンをRB小宮(3A7)が奪いました。
多くの方が来場し、熱い声援をいただきました。その声に後押しされるように、私たちBRUINSは前へと進むことができました。これからも応援をよろしくお願いいたします。

初戦片倉高校戦の勢いをそのままに、一週間の準備期間を充実させました。経験値が発展途上にあるBRUINSにとって、ミーティングの重要性を改めて認識することができました。昼休みも放課後も相手を分析し続けました。自分たちの強みを活かして「ベスト8へ」、この目標を達成させるために選手、マネージャー、そしてスタッフが一丸となり当日を迎えました。
相手は強豪の日本大学第三高校です。春大会では関東大会に出場したチームです。
コイントスに勝ったのは日大三でした。経験豊富な相手はじっくりと時間を使ってファーストシリーズからボールをコントロールします。ディフェンスで頑張ったものの、タッチダウンを奪われ追いかける展開になりました。その後のオフェンスで1年生が躍動します。WR関藤(1A8)が幾度となくナイスパスキャッチを見せ、LT小山(1A7)の力強いリードブロックに導かれてRB小宮(3A7)がビックゲインをしました。しかし、ゴールまでは遠く得点には至りませんでした。続くディフェンスではDE舍夷(3A6)とLB斎藤(2A8)がチームを鼓舞する熱いプレーを連発します。失点は続きましたが後半に向けてBRUINSの火は消えていませんでした。
後半に入ると用意してきたスペシャルプレーで反撃を開始しました。QB東出(3A3)からのパスをWR斎藤(3A7)がキャッチするとRB小宮へ続けてトスしてそのままロングゲインへ繋げます。東出、斎藤のホットラインはコンスタントにゲインを稼ぎ、更に小宮の力強いランで相手ゴール前へボールを進めると、最後は東出のキーププレーでタッチダウン。第4QではラストまでBRUINSがボールをキープしながらじわじわとゲインを重ねて、ホットライン東出から斎藤のパスが決まり2本目のタッチダウンを奪いタイムアップ。
試合には負けてしまったものの、後半の試合展開は3年生が積み上げてきた堀越高校での想いが形となった素晴らしい時間であったと感じています。サイドラインに居てこんなに清々しい時間を送れたことはとても貴重な体験でした。更に当日試合会場には、BRUINSのホームゲームなのではないかと感じられるぐらいのたくさんの大きな声援に後押しをされました。本当にありがとうございました。