2020年05月29日
柔道部 技の講習「三角」
こんにちは。非常事態宣言が解除されましたが、まだまた部活動を実施するのは困難な状況にあります。
特に、柔道は密着して行う競技のため、活動再開後もしばらくは1人打ち込みやトレーニング中心になるかと思います。
こんな時だからこそ、技のポイントやコツを知識として理解しておくことで、実際に練習ができるようになった際に技の習得がスムーズにできると思います。
そこで今回は、寝技の中でも有名な技である「三角」を解説したいと思います。
この三角は、高校生になると新たに追加されるルール「関節技」や「三角絞め」へ連携もしやすく、得意技として覚えている選手も大勢います。技は知ることで防御にも応用できる為、ぜひ覚えてください。
まず、この三角を行う姿勢について、今回は相手が四つん這いの状態から始めます。
①相手の頭側につき、脇の下と、頭の横に足を入れていく。

◎ポイントは入れた足のかかとと膝はくっつけるようにする。

②相手の帯と肘周辺の道着を持ち、自分の体重を使いながら相手をひっくり返す。返した後は、すぐに両足で相手を挟み、固定する。

◎ポイントはひっくり返した後に隙ができやすく、相手が逃げやすい。①の際に、かかとと膝がしっかりくっついているとスムーズに挟める。

③相手の腕を引きながら再度足を固定する。この時、下の脚を相手の後頭部にずらす事でより固定しやすくなる。


④足の固定ができたら、腕を抑え、固定する。


⑤押さえ込みに移行する際は、下の足を先に抜き、相手に覆いかぶさったまま押さえ込んでいく。

これが三角の基本的な流れです。よければ参考にしてみてください!
堀越高校柔道部では、このような技の講習を毎年夏休みに行っています。初心者も多いため、基礎から丁寧に教え、誰でも技の習得が可能です。ぜひ一度体験に来てみてください!お待ちしています!