堀越高等学校

2025年12月22日

第2学期終業式を実施しました

12月22日(月)、第2学期終業式を実施しました。
全学年の生徒が体育館に集まり、校長先生から式辞がありました。


学校長式辞

 サッカー部が全国高校サッカー選手権大会への出場を決めました。3年連続7回目、さらにこの6年間で5回の出場となります。大変すばらしい成果であり、日々努力を重ねてきた選手の皆さんはもちろん、指導にあたってくださった先生方のご苦労は計り知れません。心から健闘をたたえたいと思います。さて、会場やテレビ中継で応援した人はご存じかもしれませんが、スタンドには大きな旗が掲げられ、そこには四字熟語「不撓不屈」と書かれています。決して挫けない、撓まず屈せず、という意味の言葉です。この言葉は中国の古い書物『漢書』にある「楽昌篤実、撓まず屈せず」という一文に由来します。王商という人物が、誠実で、どんな困難にも決して屈しない強い人物であったことを表しています。
 では、強さとは何でしょうか。力で人をねじ伏せることや、暴力で支配することが本当の強さでしょうか。決してそうではありません。インド独立の父と呼ばれるガンジーは、「暴力は用いない、しかし服従はしない」という信念のもと、平和的な独立運動を続けました。何度も投獄されながらも屈することなく行動し、その精神がインド独立へと結実しました。ガンジーは「本当の強さとは、決して服従しない心から生まれる」と語っています。私たちの人生にも、思い通りにならないことや困難な場面は数多くあります。しかし、そうしたときこそ不撓不屈の精神で歩み続けることが、本当の強さにつながるのではないでしょうか。
 今日はインフルエンザの感染防止で校歌は歌いませんでした。皆さん、サッカーの応援で、全国大会のスタンドで大きい声で校歌を歌いましょう。全国大会の舞台で、スタンドいっぱいに校歌が響く日を楽しみにしています。

 
 終業式終了後には、上級大会結果報告と壮行会が行われました。
各教室に移動してロングホームルームを行い、冬季休暇中の諸注意と各種書類の配付、担任教諭から生徒一人ひとりに成績表が手渡されました。

 体調管理に十分留意し、心身ともにリフレッシュした姿で、1月8日にまた元気に登校してくれることを楽しみにしています。

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